AP通信が、イスタンブールのワスィプ・シャヒン市長の発言を引用して伝えたところでは「負傷者の中に、外国人12名が含まれている」。
市長によれば「自爆テロ犯は、イスタンブールで最も人気の高い繁華街の一つ、イスチクリャル通りにある行政府の建物のすぐ近くで、爆発装置を作動させた」。この通りは、いわゆる歩行者天国の通りで、多くの商店やレストラン、諸外国の在外公館が立ち並び、観光スポットにもなっている。
ドガン・ニュース(Dogan news)は「負傷者の中には、イスラエル人が含まれている。爆発の結果、子供2人もケガをした」と伝えた。
又複数のマスメディアが、イラン人が一人負傷したと報じている。
このところトルコでは、イラン人やテュルク系民族にとって伝統的な祝日である3月21日の「ナブルーズ」が近いことから、警戒態勢が強化されていた。
トルコでは、つい最近13日も首都アンカラでテロ事件が起き、37人が犠牲になったばかりだった。