空港では天井が落下し、ターミナルビルの前面のガラス窓は粉々に砕けている。RTBFテレビが報じた。
空港の代表者がリアノーボスチ通信に対して確認したところでは、出発ロビーでの爆発は2回起きており、そのうち1回は乗客が搭乗手続きを行う場所で発生している。
RTBFテレビが目撃者の証言を引用して伝えたところでは、爆発は米国行きの便の搭乗手続きが行われているそばで起きた。米大使館は今のところこの情報を確証していない。
スカイニュースTVの記者の中継によれば、乗客の避難が行われているが、パニックは見られていない。ただし記者は「空港当局から、何をすべきかの指示はほとんど出されていない」と補足している。 空港は完全に封鎖され、全便の運航が取りやめられた。ブリュッセル空港行きの便はベルギー国内の地方空港へと行き先の変更が行われている。空港へ乗り入れる鉄道も運行を一時停止している。
ブリュッセル警察は通信社スプートニクに対して、空港での爆発の事実は確認したものの、詳細は明らかにしていない。警察代表者の話では、今のところ治安維持当局は空港内に入ることができていない。
ベルギー政権は空港の爆発事件をテロと断定。自爆犯による犯行が明らかにされた。
内務省の代表者は、ベルギーはテロの危険度を最高の4レベルまで引き上げたことを明らかにした。RTLテレビが報じた。
ブリュッセルでは今朝、空港のほかにも地下鉄で爆発が起きている。事件が発生したのはマリベク駅とシュマン駅。シュマン駅は欧州委員会、EU評議会に直結している。これを受け、ブリュッセルの地下鉄全線の駅が封鎖された。
Explosion at Zaventem airport in #Brussels, airport Being evacuated now via @News_Executive pic.twitter.com/bbxQF7y36k
— Zora Suleman (@ZoraSuleman) 22 марта 2016 г.
BREAKING VIDEO: #BrusselsAirport visitors flee terminal building after twin blasts https://t.co/v23eFdnfNO pic.twitter.com/A951ETqMKv
— RT (@RT_com) 22 марта 2016 г.