北朝鮮側によると、金第1書記は実験を視察したという。
西側のマスコミは、北朝鮮は同タイプのエンジンを短距離ミサイルで使用しているものの、中距離および長距離ミサイルにはまだ設置していないと指摘している。
先に北朝鮮は米国と韓国のパク大統領に対して再び脅迫する声明を表した。これに対してパク大統領は、北朝鮮による挑発にしかるべき形で対応する準備を整えておくよう韓国軍に命じた。
北朝鮮は、モスクワ時間で6日午前4時30分に初の水爆実験を実施したと発表した。北朝鮮は以前、水爆保有を示唆していた。韓国や日本をはじめとした近隣諸国は、世界に対して注意を喚起し、対北朝鮮追加制裁などの措置を取ると強調した。
なお、水爆実験が成功したと発表した北朝鮮側は、米国から自国を守るために核兵器の開発を始めたと指摘し、北朝鮮の主権が侵害されない限り、核兵器を先に使用することはないと説明した。
北朝鮮は、2005年に自ら核保有国であることを発表した。北朝鮮は2006年、2009年、2013年に地下核実験を実施し、国際社会から強い抗議を呼んだ。
国連安保理は北朝鮮による核実験を受け、北朝鮮に対して核分野における活動の停止を求める一連の決議を採択した。決議第1718号および第1874号では、制裁の他に、北朝鮮に核実験や弾道ミサイルの発射を実施しないことや、朝鮮半島の非核化に関する協議への復帰も要求されている。