フィッチ・レーティングスは22日、低原油価格はロシアのエネルギー企業の格下げにつながらない、と発表した。
一方、米国のエネルギー会社はローンを支払うことができず、破産申請を余儀なくされている。これらはみな、原油価格が1バレル40ドルを下回った結果だ。
フィッチは、ロシアの中央銀行が人為的為替レート調整を2014年の終わりに停止したのは正しい決断だったとしている。
ルーブルの切り下げで国に入って来るルーブル建ての石油輸出収入が増加し、低い為替レートがロシアのエネルギー会社に利益をもたらすことになった。