日本の当局が難民指定を行うことは極めてまれだ。2015年は7586件の申請のうちわずか0.4%にあたる27件のみが受理された。
当局は、難民申請数の急激な増加は、法制が緩和され、申請が審査されている6ヶ月の間、申請者が日本で働けるようになったことと関連している。
2015年は69カ国の出身者が申請を行った。最多はネパールで1768人、以下インドネシア(969人)、トルコ(926人)。欧州では中東からの難民の問題が切迫しているが、日本に難民申請を行ったシリア人はわずか5人で、うちの3人が指定を得た。