現地警察によれば、拘束作戦は、保安庁との合同作業の枠内で行われた。モンテネグロ国内に、外国領内での「暴力行為」に以前関与した外国人グループがいるらしいとの非公式情報が、今回の拘束の理由となった。
現地の新聞「ヴィエスティ(Vijesti)」の報道では、モンテネグロの2つのホテルで拘束された日本人とロシア人全員は、日本の宗教団体で、ロシア国内では活動が禁止されている「オウム真理教」のメンバーだった。彼らを拘束するため、警察の特務部隊が投入された。隊員らは、セクトのメンバーが滞在していたホテルを急襲した。
新聞によれば「オウム真理教」のメンバーがモンテネグロ領内にいるとの情報は、外国の特務機関から、もたらされたものだとの事だ。