この書簡によると、航空機の乗組員は非常に疲れており、ある時、機長と副操縦士が操縦室で眠り込んでしまい、誰も操縦していない状態に陥ったという。
書簡では、次のように述べられている-
「飛行は、暗く、穏やかな深夜に行われた。我々は上昇し、高度8000メートルを越えた。これは私が覚えている最後のものだ。私が目を覚ましたとき、我々はすでに数分間、高度1万1000メートルを飛んでいた。」
機長は副操縦士に謝ろうとしたが、副操縦士も疲れて眠り込んでいたという。航空機は約8分間、誰も操縦しないまま飛行していた。
夜間飛行が多いため、機長も副操縦士も離陸準備の報告の前に十分な睡眠をとることができなかったという。
機長は「指導部は、我々パイロットは飛行して眠るだけだと考えている。指導部は私たちにも個人的な生活や家族がいることを考慮していない。このような態度は、我々が大きなストレスや疲労を感じる原因となる」と訴えた。
なお書簡によると、このような飛行が行われたのは2015年。