消息筋の資料によれば、ロシア製武器の購入を計画している国々の中には、アルジェリア、インドネシア、ベトナム、パキスタン、イラク、イラン、サウジアラビアが含まれ、潜在的な契約総額は、60から70億ドルに達し、この額は、ロシアがシリアでの作戦に要した費用をかなり上回るものとなる。
例えば、具体的に挙げれば2015年12月には、スホイ-32型機12機の注文がアルジェリアからあった。この契約に関する取引は、およそ8年もの間緩慢な速度で続けられていたが、シリアでの空爆の成功が、契約成立に新たな刺激を与えた。
シリアでの軍事作戦に、ロシアは330億ルーブルを出費した。プーチン大統領は「ロシア製武器は、シリアにおける実戦でのテストに立派に合格した。この経験は、ロシア軍の改善を可能にするだろう。」と述べている。