エジプト航空は、エジプト北部のアレクサンドリアから首都カイロに向かっていたMS181便がハイジャックされ、キプロスのラルナカ空港に着陸したことを確認した。
テレビ局「スカイニュース・アラビア」によると、エジプト航空の旅客機をハイジャックした犯人は、当初パイロットにトルコへ着陸するよう求めたが、燃料が足りないことを理由にパイロットは拒否したという。
BREAKING Airbus A320-20 flight #MS181 from Cairo has been hijacked https://t.co/tqFPgUKUbI pic.twitter.com/1vcw3qpSMX
— AIRLIVE (@airlivenet) 29 марта 2016 г.
また伝えられたところによると、旅客機のパイロットは「カイロの管制官にハイジャックされキプロスに向かう」と伝えたという。
エジプト航空の旅客機をハイジャックした犯人は、エジプト人に対し旅客機から降りるのを許可した。AFP通信が、地元テレビの情報として報じた。
現在伝えられている情報によると、旅客機には81人が乗っていたという。スカイ・ニュースによると、約20人の乗客が旅客機から降りた。
#IbrahimSamaha onboard the #EgyptAir flight pic.twitter.com/jxuARxxdhU
— Rachel McArthur (@raychdigitalink) 29 марта 2016 г.
ハイジャックした犯人の名前は、イブラヒム・サマハ。エジプトのテレビ局が伝えた。サマハ容疑者は、米アトランタ大学の教員。新聞「アル・アフラム」が29日、治安機関筋の情報として伝えた。
ハイジャック犯は、乗客の一部を解放し、現在エジプト人パイロットを介して当局と話をしているという。
ハイジャック犯にはプライベートな理由があった可能性があると伝えている。キプロスに、犯人の元妻が住んでいるという。先に、ハイジャック犯がアラブ語で書かれた4枚からなる手紙の入った封筒をキプロスに住む女性に渡したと伝えられた。
ハアレツ紙が、キプロスの消息筋の話として伝えたところによると、旅客機の機内で爆発物は発見されたなかったという。
ハイジャック犯は通訳とキプロスへの政治亡命を求める。
#EgyptAir plane hijacked, flown to Cyprus after passenger claims to have bomb belt https://t.co/TQlElwugcn pic.twitter.com/jB3VjVovo2
— FOX & Friends (@foxandfriends) 29 марта 2016 г.
キプロスのアナスタシアディス大統領は、エジプト航空のエアバス320型機がハイジャックされたことについて、テロではないと発表した。
大統領は、欧州議会のシュルツ議長との記者会見の終わりに記者団からハイジャックについて質問を受け、「全ては女性と関係している」と答えた。
最新情報によると、ハイジャック犯は武器を持っていなかった。犯人は普通のジャケットを着て、自爆ベストを爆発させると脅した。
ハイジャック犯の元妻がラルナカ空港に到着し、話し合いに参加している。
ハイジャックしたとみられている米国の大学で教鞭をとるイブラヒム・サマハ教員の妻が、エジプトのテレビ局「オンーTV」で、夫が旅客機をハイジャックしたという情報を否定した。
サマハ教員の妻は、夫がキプロスに行ったことは一度もなく、夫にキプロス人の妻がいたこともないと伝えた。
また妻は、メディアが掲載したハイジャック犯とする人物の写真に写っているのは、自分の夫ではないと指摘した。妻によると、イブラヒム・サマハ教員は、解放された乗客たちと一緒に旅客機から降りたという。
The #hijacker of #MS181 is Seif Eldin Mustafa. The situation is still ongoing.
— Cyprus MFA (@CyprusMFA) 29 марта 2016 г.
犯人はエジプト人のセイフ・アド=ディン・ムスタファ容疑者だと考えている。エジプトのテレビ局「オンーTV」が報じた。ムスタファ容疑者は、治安機関筋に渡された書簡で、エジプトの刑務所から数人の受刑者を釈放するよう求めたという。
ハイジャック機が着陸したキプロスのラルナカ警察の広報部が伝えたところによると、機内には今も外国人4人と乗員3人が人質として残っている。
from all bawabah. photo of alleged hijacker #EgyptAir pic.twitter.com/Stl6PQNdCo
— Mokhtar Awad (@Mokhtar_Awad) 29 марта 2016 г.
テレビ局アリ・アラビアは、ハイジャック犯の親戚の話として、彼は精神疾患を抱えていると伝えた。
キプロス外務省は、容疑者の行動は、おそらくのところまず、テロと無関係だろうと発表した。当局は、容疑者の行動を「不安定なもの」と見なしている。容疑者の動機が何なのかは、未だにわかっていない。
今のところエジプト機ハイジェック犯が逮捕された。キプロス外務所がTwitterで伝えた。
A man thought to be the hijacker leaves the hijacked #Egyptair Airbus A320 at Larnaca Airport in Larnaca, Cyprus pic.twitter.com/G2g3NvfFDN
— Press TV (@PressTV) 29 марта 2016 г.
キプロス外務省はツイッターで、エジプト機のハイジャック犯が逮捕されたと伝えた。ハイジャック犯は爆発物を持っていなかったという。
首相はまた、ハイジャック犯は特定の要求は行っていないと伝え、「彼は欧州の代表者の誰かと面会することを頼み、ラルナカ空港から出て別の空港へ行くことを望んだ。彼に特定の要求はなかった」と述べた。
エジプトのファトヒ民間航空相は、ハイジャックされた旅客機の乗客乗員は全員無事で、けが人はいないと述べた。