米国務省 パルミラ解放の祝意をシリア政府に伝えるのを拒否

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パルミラ - Sputnik 日本
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シリア政府軍は、ロシア航空宇宙軍の支援を受け、テロリストの手からついにパルミラを奪還した。米国務省のジョン・キルビー報道官が明らかにしたところでは、米国は最終的に、状況が肯定的に発展していることを認めた。

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しかし「米国は、この勝利についてシリア政府に祝意を伝える用意があるか」との質問に対し、キルビー報道官は、次のように指摘した-

「(用意があるとは)思わない。多分、すでに述べた事だけにとどめるだろう。」

少し前に、国務省のマーク・トナー副報道官は、次のように発言している-

「ダーイシュ(IS,イスラム国)の野蛮な支配が、アサド独裁に代っただけで、到底最良の妥協とは言えず、問題の最良の解決法ではない。シリア国民は、ダーイシュかアサドかといった選択をすべきではない。」

恐らく米国政府高官は、彼らが絶えず述べているダーイシュのテロリストに対する戦いよりも一体何が重要なのか、それを明確にできなかったためか、あるいはシリアのアサド大統領に対する長年の嫌悪を抑えられなかったため、こうした行動を示しているだろう。

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