オバマ大統領は、まずエルドアン大統領に対し、トルコ南東部にあるディヤルバクルで起きたテロ事件に関連し、同情の念を伝え、米国がトルコの安全を支持しており、テロリズムと共に戦う心積もりのある事を確認した。又「ダーイシュ(IS,イスラム国)」に対抗してゆく問題についても討議した。
ホワイトハウスが、オバマ大統領のスケジュールに、エルドアン大統領との公式会談はないと伝えた時から、米トルコ両大統領の会談をめぐり、様々な憶測が飛び交った。観測筋は、これは両国の同盟関係が冷え込んでいる事の表れだと指摘していた。しかしホワイトハウスは、両大統領間が意見交換するチャンスはあるだろうと約束し、結局この約束は果たされた結果となった。