地元メディアによると、この代表チームはレスリングのトーナメントに参加するため当地を訪れた。メンバーはエリスタを観光しその模様をライブストリーミングアプリのPeriscope(ペリスコープ)を使って放送。信仰上重要な意味を帯びている建築記念碑について辛辣な意見を述べていた。メンバーの1人が小用を足しに寺院に入った際に石仏の鼻を叩いてしまった。
その後エリスタの住人たちはこのチームが逗留しているホテルにやってくると、サイード・オスマノフ選手を通りに引きずり出し公に謝罪するよう強く求めた。
試合は中止となった。ベスチー・カルムイクによると、昨日2日にダゲスタン共和国議会のアブドゥサマド・ガミドフ議長が緊急でエリスタを訪問。カルムイク共和国の市民に向けて自国選手の蛮行を陳謝した。