先に野党会派「アルメニア国民議会」のグラント・バグラチャンはナゴルノ・カラバフ共和国の独立認定に関する議論を議会に求めた。
これまでアルメニアは、問題の平和的解決に向けた交渉プロセスに悪影響を与える可能性を理由に、カラバフの独立を認めていなかった。
4月2日の夜、カラバフ紛争地帯の状況は急激に悪化、航空機と大砲の使用を伴う戦いが始まった。当事者双方が接触線上における停戦違反を非難し合っている。
4月3日アゼルバイジャン国防省は、敵対行為を停止する一方的決定を発表した。しかし、エレバンとステパナケルトで戦闘が続いていることが報じられた。未承認のナゴルノ・カラバフ共和国国防省は「NKR防衛軍は従前の位置まで引き下がるという点における停戦の提案を議論する準備ができている」と述べた。