テレビ局「アル・アラビヤ」は先に、3月31日に新政府が活動に着手したと報じた。新政府を率いるのは、ファイエズ・サラジ首相。首相は、チュニジアから船でトリポリの海軍基地に到着した。
2011年10月にリビアのカダフィ政権が倒され、カダフィ大佐が殺害されたあと、リビアでは東部トブルクにある総選挙で選ばれた議会と、トリポリにある親イスラムの総国民会議の二頭政治が始まった。
昨年12月、平和的解決と国家統一政府の形成に関する合意に調印がなされた。計画の実施は、大統領評議会の創設、そしてその後、サラジ首相率いる内閣形成へとつながった。