この超巨大なブラックホールは、エリダヌス座の方角にあり、地球から2億光年離れた銀河NGC1600に存在する。雑誌ネイチャーで発表された。
ブラックホールの半径は、冥王星から太陽までの距離の8倍で、このブラックホールの周辺に他の天体はない(恐らくブラックホールが飲み込んだと思われる)。
学者たちによると、超巨大ブラックホールは、約130億年前に出現した可能性がある。学者たちは、銀河NGC1600について、複数の銀河が合体した結果出現した可能性も除外していない。
これまでに見つかった最も大きなブラックホールは銀河NGC 4889に存在しており、その質量は太陽のおよそ210億倍。今回見つかったブラックホールは、これに次ぐものだとみられている。