モハメド・アブリンは、昨年11月から指名手配されていた。彼はパリでテロ事件が起こる2日前、テロの実行犯サラ・アブデスラムと一緒に監視カメラに写っていた事が分かっている。
13日金曜、パリでは連続テロ事件が発生。10区にあるレストランで不審者がいきなり発砲し、サッカーの独仏戦が行われ、オランド仏大統領も観戦していた「スタド・デ・フランス」スタジアムのすぐそばで3度の爆発が発生したほか、11区のバタクラン劇場のコンサート会場ではテロリストらが人質を取って立てこもった。
テロでは130人が死亡、さらに300人が負傷している。
一連のテロについて「イスラム国(IS)」(ロシアでは活動を禁止されている)が犯行声明を出している。