先に、パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」の文書が公開されたことにより、世界各国の一連の政治家やその関係者が、租税回避地での会社設立に関与していたことが暴露された。
英国のオフシェア・カンパニー「Blairmore Holdings」の責任者の一人であるキャメロン首相の父親も、そうした会社設立を通じて税金逃れをしていたと非難されている。キャメロン首相自身、首相の座につくまで、この会社の株主であったことを認めた。
なお文書の信憑性は、今のところ誰によっても確認されていない。「モサック・フォンセカ」は、文書の真偽を証明するのを拒否している。