シュタインマイヤー外相は、10日に広島で開幕するG7外相会議を前に、「私はG7というフォーマットが長く続くのを望まない。我々はG8フォーマットへ戻るための条件をつくる必要がある」と述べた。
外相は、ロシアがG8へ復帰する条件について、同国がウクライナ危機の「政治的解決」と、「シリアにおける平和構築での建設的な役割」の達成に貢献することが必要だと強調し、「ロシアの参加なしに重要な国際紛争の解決が不可能なのは明らかだ」と述べた。
シュタインマイヤー外相は、「もちろんG7の枠内で、(ロシアのG8への)復帰がいつ、どのような条件で可能となるのかを議論する」と指摘した。