なお消息筋によると、欧州委員会の提案には、人の移動が急激に高まった場合には、再びビザ制度へ戻る可能性が含まれるという。
ウクライナのクリムキン外相は8日、EUとの連合協定批准に関するオランダの国民投票の結果は、ウクライナがEU加盟国とのビザなし制度を得る妨げにはならないと発表した。
欧州委員会の提案が発効されるためには、過半数のEU加盟国と欧州議会の承認が必要となる。
オランダで実施された国民投票の勧告的性格を有する暫定開票結果によると、反対は61.1パーセント、賛成は38.1パーセントだった。投票率は32.2パーセントで、投票結果が有効となるために必要な30パーセントを上回った。