ケリー長官は、米国による原爆投下に対して公式な謝罪をしなかったが、この訪問から強い印象を受けたと指摘した。
ケリー長官は、展示について、核兵器のない平和を創造し維持する全ての人の義務について言及しているとの考えを示した。
ケリー長官はまた、平和記念資料館の重要性と人類を核兵器から解放する重要性を強調したほか、核のない世界が達成可能な目標であるとの確信を示し、そのために米国がロシアと緊密に協力していると語った。
ケリー長官は、「私たちの国は、核のない世界の概念を理解しており、この兵器をどのようにして相互に放棄するかについての対話を続けている」と指摘し、ゴルバチョフ大統領とレーガン大統領の時代に両国の核ポテンシャルを5万発の核弾頭から1500発にまで削減したことについて言及し、「我々も先へ進む用意がある」と述べた。