2015年12月、ミッシェル・フラマン(Michel Flamant)氏(62)は、危うく一酸化炭素中毒で命を落とすところだった。その時、37歳のホームレス、ジェローム・オカン(Jerome Aucant)氏(37)が通報、フラマン氏の命はすんでのところで救われた。
フラマン氏は、入院していた病院から戻ると、感謝のしるしとしてオカン氏を雇い入れた。彼によれば「ジェローム(オカン氏)は、仕事覚えも早く、よく自分の職務を果たしてくれた」とのことだ。そうした事から、フラマン氏は、オカン氏に仕事の権利を売る決心をした。
彼は「私は、もうお金には興味はない。自由が必要だ。休息したい。私がそうする事でジェロームも幸せになるのなら、どうして、それをしないでいられるだろう」と述べている。
Michel Flamant cède sa boulangerie au sans-abri qui l'a sauvé de la mort https://t.co/BIcDvz5h4s #AFP pic.twitter.com/orUt3RVrFL
— Agence France-Presse (@afpfr) 2 апреля 2016 г.