「Taurus」は、1960年代にウルフ氏が作曲した。一方「天国への階段」がヒットしたのは1971年の事だった。訴えでは、ウルフ氏自身、1997年に亡くなる直前、インタビューの中で、楽曲の酷似につい不平を述べている。新聞「ザ・ガーディアン」が伝えた。
判事は「ミュージック・シリーズは同一ではないが、メロディーに顕著な類似性がある」とし、故ウルフ氏の弁護側の主張に重みがあると判断した。これにより故ウルフ氏は、伝説的ヒット曲「天国への階段」の作曲者の1人と認められる可能性が出てきた。
この裁判では「レッド・ツェッペリン」の創設者でギタリストのジミー・ペイジ、ボーカリストのロバート・プラントが被告となる。最初の公判は、5月10日の予定だ。