今年1月から3月までの期間全体で、中国は約9110万トンを輸入した。これは、原油価格が変化しないうちに価格下落から最大限の利益を引き出したいとする独立系石油加工企業の活動が活発化し、原油需要が伸びた事によるものだ。
さきにStandard Chartered Bankは、次のような見方を示しているー
「昨年2015年、中国における石油製品の需要は6,2%増えた。今後も中国は、自国の戦略的ストックを補うために、国外での原油買付けの拡大を続けるだろう。 その結果、2018年末から2019年初めまでに、中国の原油輸入量は、一昼夜1千万バレルを越え、その事は、中国を押しも押されもしない世界最大の原油輸入国にするに違いない。」