高齢出産はリスクが高く、生まれた子供は、将来アルツハイマー病や高血圧、糖尿病にかかりやすく、その進行が速いと言われてきたが、人口統計学の専門家らは「そうした生物学的リスクは、医学や教育レベルに関連したプラス面により克服されている」と指摘した。
およそ10年ごとにヘルスケア(医学健康学分野)において、人々の生活レベル向上をもたらす質的飛躍が見られるが、そうした状況は、高齢出産にとって有利だ。
もし女性が、40あるいはそれ以上になるまで出産を見送る場合、彼女の子供は、若い両親のもとに生まれた子供より、大学に入るチャンスがずっと高くなる。特にそうした事は、10年の間隔を置いて生まれた姉妹を例に取った場合、顕著だという。