この調査は米国のPR会社バーソン・マーステラの中東支社によってアラブ16カ国の18歳から24歳の若者を対象に行われた。調査の結果、回答者の80%がダーイシュを支持しておらず、また参加を希望しないことが明らかとなった。これに関して、1年前の調査でこの立場をとったアラブの若者はわずか60%であった。
加えて、回答者の半数以上がダーイシュを近東における主要な問題だと考え、4分の3がイラクとシリアにおけるイスラム帝国の建国は失敗すると考えていることがわかった。
また、この調査によって信仰心に促された結果としてダーイシュに参加するわけではないことも判明。それよりも失業と経済的見通しの困難がはるかに関係しているということだ。