ラヴロフ外相は、次のように発言した―
「我々は、犠牲者が出、かなりの物的損害を伴った九州での地震災害について、深い同情と哀悼の念を申し上げたい。
我が隣国である日本がそれを求めるのであれば、ロシアはいつでも援助に駆けつける用意がある。」
なおラヴロフ外相は、岸田外相との会談を総括した記者会見で「ロシア政府は、5月初めの安倍首相のロシア訪問が、ロ日関係の全てに総合的に刺激を与えるよう期待している」と述べた。
ラヴロフ外相は、岸田外相との会談について、次のように伝えている―
「会談で中心的テーマとなったのは、安倍首相のロシア訪問の準備問題だった。我々は、この訪問の枠内で行われるコンタクトにより、2012年のロ日首脳の共同声明及びそれに続く合意の数々に従って、我々の関係全般の前進に、更なる刺激が加えられるだろうとの立場に立っている。」
このように指摘したラヴロフ外相は又、岸田外相に対し「都合の良い時期に」ロシアを訪れるよう招待した。