日経平均株価は、取引開始直後3.04パーセント安の1万6336円13銭となった。
なお産油国への打撃は、円高を引き起こした。
17日にカタールの首都ドーハで開かれた産油国会合は、増産凍結で合意できなかった。ロイター通信が報じた。
ロイター通信によると、カタールのアル・サダ・エネルギー相は、6月に開かれる次回のOPEC総会までに「さらに協議する必要があるとの認識で一致した」と語った。
産油国会合は、6時間半遅れで始まった。代表団の消息筋によると、サウジアラビアが突然イランを含むOPEC全加盟国が合意に加わることを要求したため遅れたという。
一方で、今年初めに国際的な制裁が解除されたイランは、産油量を制裁前の水準に引き上げる意向を示し、ドーハ会合に代表者を派遣しなかった。
会合には、OPEC非加盟国のロシア、アゼルバイジャン、メキシコ、カザフスタン、オマーンなどを含む17カ国が参加した。