ルーマニアのAdevărul紙17日版に掲載されたインタビューでの発言。
「制裁は常軌を逸していた。私は多極世界に賛成だ」と同氏。氏によれば、どの国と協力し、どの国とどのような関係をもつかは、それぞれの国が決定するべきだ。
EUは米国の強要によりこの数年、冷戦状態である、とル・ペン氏。 「私は、これは地理戦略的にも経済的にもEUの利益に反すると考えている。私たちは、ロシアとの関係を改善する必要がある。従属させるのでなく、平等と尊重をもった関係を」と同氏は付け加えた。
今年の1月、フランスのエマニュエル・マクロン経済大臣は、ミンスク合意さえ履行されればフランスは2016年の夏にロシアへの制裁を解除することを支持する、と表明した。