事件が起きたのは16日、米空軍が使用しているインヂルリク空軍基地で、ジャーナリストのラジプ・ソイル氏が自分のTwitterに、出来事をビデオ映像でアップした。
米兵を攻撃した若者の1人は「2003年に、米兵はトルコ兵の頭に袋をかぶせた。彼らには、この事、そしてトルコでのテロリズムに責任がある」と訴えている。
WATCH: Turkish Kemalist man is trying to put a sack on U.S. soldier's head in İncirlik base, and chasing him pic.twitter.com/l1YpIznP38
— Ragıp Soylu (@ragipsoylu) 16 апреля 2016 г.
2003年7月の出来事というのは、トルコの特務部隊員が、イラク北部で米軍に拘束された事件の事で。尋問の際、米軍は、トルコの特務部隊員の頭に袋をかぶせた。部隊員らは、60時間後に釈放されたが、その後、トルコ政府が米軍側に強く抗議した経緯がある。多くのトルコ人達は、この事件を、意図的な侮辱だと受け止めている。