中国南西部のある保険会社はSNSを通じて特別キャンペーンを打ち出した。この会社のメッセージはその後、削除されたものの、ユーザーはそのスクリーンショットを保存していた。そこに書かれた宣伝文句は次のとおり。
「(日本の)地震が続く限りキャンペーンも続きます。震度9に達した場合、再度値下げします。これで日本国民全員が死滅した場合、さらにもっと値下げしましょう。もし日本の島が海底に沈むとなれば、全ての商品はただにします!」
© 写真 : Weibo中国企業が日本の地震にかこつけた祝キャンペーンを展開
中国企業が日本の地震にかこつけた祝キャンペーンを展開
© 写真 : Weibo
香港のアップル・デイリー紙の報道によれば、同様の「安売り」を提供した企業は他にも数社存在していた。
もちろん、多くの中国人は日本の被災者、死者の方々に同情している。中国で人気のミニブログサイト「新浪微博(シナウェイボー)」の4月15日の南京大虐殺を扱ったページで、今回、地震被災地となってしまったある地域は南京大虐殺に関して再三にわたり中国に謝罪していた事実を指摘したポストが1000件のコメントを集めている。