最も大きな可能性として、マイナス金利での融資、つまり貸し出しが、Stimulating Bank Lending Facilityのプログラムの枠内で行われるものと見られている。現在は、このプログラムの枠内で、ゼロ金利で融資がなされている。
専門家達は、日銀の支援策にそうしたツールが加わることで、日本経済に肯定的影響を及ぼすものと期待している。
ブルームバーグ通信によれば、三井住友アセットマネジメントの分析専門家、市川雅浩シニアストラテジストは「この事は、日銀が、自分達のもとに来る金融機関に支払いをする事になるわけで、銀行の採算にとってプラスになる」と指摘した。
日銀の次の会議は、4月27-28日に予定され、その後、マイナス金利での貸し出し開始、同時に、現在-0.1%.である金利をさらに引き下げるかどうかを明らかにする。
なお日本銀行は金融機関が資金を預ける当座預金の一部にマイナス金利を適用している。