聯合ニュースが消息筋の話として伝えたところによると、北朝鮮軍は2014年から境界線付近に射程約40キロの口径122ミリの新型ロケット砲を配備し始め、これまでに計300門を配備したという。
また聯合ニュースは、「122ミリロケット砲は発射管が30個と40個の2種類があり、30個のロケット砲300門を同時に発射すると約9000発が韓国の領土に落下する。新型は2010年の延坪島砲撃事件の際に使われたものより砲身が長くなり、射程も約2倍となった」と報じた。
また聯合ニュースによると、北朝鮮の開城近くから発射した場合、「ソウル近郊の京畿道北部やソウル市内の青瓦台(大統領府)付近、仁川の松島まで射程に入る」という。