これは、惑星Xの重力の影響によって複数の大きな天体が太陽系から離れることを意味している。
学者たちは、海王星の軌道の外にある6つの天体の動きに対する惑星Xの影響を特定するために、現在知られている惑星Xのパラメーターを使ってコンピュータシミュレーションを行った。
コンピュータシミュレーションは、6つのうち3つの天体「2004 VN112」、「2007 TG422」、「2013 RF98」(これらの天体の直径は110-300キロに達する)が、数千万年後にも惑星Xの重力の影響の下、惑星Xによって太陽系から出されてしまう可能性があるとこを示した。
学者たちは1月半ば、冥王星の軌道の外に惑星Xが存在する可能性があると発表した。太陽系第9番惑星の可能性があるこの惑星は、1万5000年周期で太陽の周りを1周しているという。