首相によれば「シリア中央銀行は、それぞれの国の通貨での交換メカニズムを準備し、それをロシア側に示した。すでに、交渉が何度か行われた。間もなく両国の銀行は、それぞれの国の通貨で決済がなされると発表するだろう」との事だ。
こうしたテーマについては、シリアが関税同盟加盟国に示した覚書の中にも反映された。覚書には、関税引き下げの方法や商品のリスト、支払送金の原則に関する諸提案が含まれている。
なお送金問題は、シリアと関税同盟諸国(ロシア、ベラルーシ、カザフスタン)の間の自由貿易に関する交渉の対象になるはずだ。
ハリキ首相は「自由貿易に関する合意が承認された場合、シリアは、同時に一連の国々の通貨で取引する事になるだろう」と強調している。