無料で与えられる試験地区には、ハンカイスキイ地区の3つの土地が選ばれた。
沿海地方のミクルシェフスキイ知事は「沿海地方の北西部に位置するこの地区が選ばれたのは偶然ではない。ハンカ湖に接し、気候も良く土地も肥沃な事でよく知られているからだ」と説明している。
沿海地方当局の発表では、同地方の法律の枠内で供与される土地は全部で、現在明らかになっているところでは、およそ65万ヘクタールである。
先週、ロシア議会下院国家会議は「極東連邦管区においてロシア市民各自に1ヘクタールの土地を無料で供与する事」に関する法律を採択した。この法律によれば、ロシア市民各人は、極東で1ヘクタールの土地を無料で、1回に限り入手する事ができる。土地供与の期間は5年で、それが過ぎると、土地を貸したり所有したりできるが、もし土地が使用されていない場合は、没収されてしまう。