米国人医師らが24年間にわたって18万9千人の女性の病歴を調べたところ、昼夜2交代制労働と虚血性心疾患の間に大きな関連性があることが明らかになった。
その結果、10年間にわたって毎月3度以上の深夜労働に従事した女性の場合、虚血性心疾患に罹患する確率が15-18%高まることがわかった。研究者らは、男性にはこうした影響はそう多く見られないと指摘している。
医師らは昼夜混合のシフト形態は人間の体内時計の働きを狂わせると強調する。また特に身体の自然な体内リズムの失調によってこうしたシフト勤務が慢性疾患を引き起こしやすくなるという。