新聞報道によれば、これは中国人民解放軍中将で、有人宇宙飛行プログラムの副責任者を務めるジャン・ユイリン氏が明らかにしたもので、中将は「宇宙開発分野における中国の技術を利用して月面に飛行士を立たせるためには、15年から20年が必要となるだろう」と語った。
また中国宇宙技術アカデミーのパン・ジハウ研究院は「中国人飛行士の月着陸という目的を実現させるためには、超重量級の打ち上げロケットや有人宇宙飛行船、宇宙服などを開発する必要がある」と指摘した。
先にロシアにおける宇宙開発全般を担当する国営企業「ロスコスモス」のイーゴリ・コマロフ社長は「ロシアと中国は、火星及び月探査分野での協力に向けた作業を積極的に行っている」と伝えた。