トルコ、ジャーナリスト2名に禁固刑、ひとりはスプートニク・トルコの記者

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仏の風刺新聞シャルル・エブドー掲載の預言者モハメッドの風刺画を記事に使用したとしてトルコの司法で裁かれていた2人のトルコ人ジャーナリストに2年の禁固刑が言い渡された。

禁固刑が言い渡されたのはコラムニストのジェイド・カラン被告とヒクメト・チェチンカヤ被告。ふたりは現在、ラジオRS FMの番組「オシ」の司会者としてスプートニク・トルコの放送を担当している。

トルコの日刊紙「クムフリエット」は2015年1月、編集部が襲撃を受けたシャルル・エブドー紙に対して連帯の意を表し、襲撃後に発行された号から4ページを転載したものの、モハメッドのカリカチュアが印刷された雑誌の表紙は刷らなかった。一方のチェチンカヤ被告とカラン被告はこれとは異なり、縮小されたカリカチュアを使用した。

チェチンカヤ被告とカラン被告の取調べは1280人による要請を受けて開始された。取り調べ要請を行なった中にはトルコのエルドアン大統領の息子のビリャル・エルドアン氏、娘のシュメイエ・エルドアン氏、エスラ・エルドアン・アルバイラク氏、およびその夫のベレト・アイバイラク氏が含まれている。

イスタンブール検察が準備した38ページに及ぶ嫌疑取調べ書類では、「宗教的価値を侮辱した」および「嫌悪と敵意に市民を煽動」した罪で1年半から4年半の禁固刑が請求されていた。これを受けて司法は被告に2年の禁固刑を言い渡した。

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