コメルツバンク、BNPパリバ、UBSグループの専門家によれば、1月から70%原油価格が値上がりしている現状は、昨年市場に起こっていたことを連想させる。当時ブレントは春にかけてバレルあたり68ドルまで上昇し、5月にその傾向は打ち止めになり、再び下落した。 BNPとUBSの専門家によると、来週中に価格が1バレル30ドルに戻る可能性もある。
原油価格の上昇は、石油産業の労働者のストライキがあったナイジェリア、イラクとクウェートの不安定な状況によるものだという。同時に、専門家は、価格上昇で米国のシェールオイル生産が大幅に拡大するため、値上がりは自殺行為であると述べている。