なお麻生財務相は米国を訪れた後、アジア開発銀行年次総会に出席するためドイツへ向かう。
麻生氏は、投機的影響を低減するために、日本政府は必要に応じて対応すると述べた。
4月28日、日本銀行は投資家たちの期待に反して、2パーセントの物価上昇率目標の実現を目指す金融政策の現状維持を決めた。
これは急激な円高を引き起こし、その日の初めの円相場が1ドル=111円だったのに対し、日銀発表直後の円相場は109円未満となった。米ニューヨークでは、1ドル106.4円まで円高が進んだ。
専門家たちは円高について、海外市場をターゲットに置いている日本の大手メーカーにとっては不利だと指摘している。