プロジェクト参加者らは、幹細胞の利用も含め、死んだ脳の再生に向けた総合的セラピーを行う。
プロジェクト参加者の一人で、スプートニク通信の独占インタビューに応じたヒマンシュ・バンサル博士は「脳を蘇らせる治療は可能だ」とし、次のように述べた-
「こうしたプロジェクトは、脳死阻止に向けた治療法を組み合わせ総合したものだ。我々は、レーザー治療や幹細胞の導入、脳細胞への刺激などを利用している。
我々はすでに、昏睡状態にある患者の治療において若干の成果を上げた。2例において、患者を遷延性意識障害による脳死状態から抜け出させることに成功した。現在我々は、研究を続け、脳死は回復するものであることを証明したいと思っている。この研究は、医学にとって極めて大きな将来性を秘めている。」