フィナンシャル・タイムズによると、米国は2月、パキスタンにF16戦闘機8機を売却することに同意した。パキスタンは、購入のために約2億7000万ドルを支払うはずだった。米国が譲歩し、残りは米軍が払うと見られていた。
しかし5月2日、米国務省は優遇の取り消しを発表した。これはパキスタンが戦闘機を購入するために7億ドル超を支払うことを意味している。
5月3日、パキスタンの国家安全保障・外務担当首相顧問のアジズ氏は、米国がいかなる優遇も提供しないのであれば、パキスタンは他の国から購入する用意があると発表した。
パキスタン外務省筋によると、パキスタンは、ロシアの戦闘機スホイ35と中国の戦闘機J10とJ20を購入する可能性を検討しているという。