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平壌で「勝利者の大会」開催中、スプートニク特派員からの取材
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Sputnik 日本
雨天にもかかわらず、北朝鮮首都は祭りの雰囲気で満たされている。朝鮮労働党の第七回大会が始まった。スプートニクのアンドレイ・イワノフ特派員が平壌入りし、現地で北朝鮮市民とともにエポックメイキングな決定、または改革を待ち設けている。 2016年5月6日, Sputnik 日本
2016-05-06T18:40+0900
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政治, 国際, アジア, 北朝鮮
平壌で「勝利者の大会」開催中、スプートニク特派員からの取材
2016年5月6日, 18:40 (更新: 2016年5月6日, 19:42) 雨天にもかかわらず、北朝鮮首都は祭りの雰囲気で満たされている。朝鮮労働党の第七回大会が始まった。スプートニクのアンドレイ・イワノフ特派員が平壌入りし、現地で北朝鮮市民とともにエポックメイキングな決定、または改革を待ち設けている。
平壌に変革の兆しがあることは「肉眼でも」明らかだ。この4年間で平壌に新たな空港ができた。質的にソウルの「仁川」東京の「成田」北京の「北京首都」空港に並ぶものだ。また、30-40階建ての住宅が立ち並び、そのモダンなデザインで目を楽しませている。また、学者や文化人を中心とした新たな入植者数千人も喜びの種だ。
同じ期間に平壌を走る車の数が何倍にもなり、その大半が国産モデルだ。高級ジープなど日本車も目に付く。商店やレストランの数も増えた。路上で人々はもはや外国人を敬遠せず、今や喜んで、大会の取材に平壌に集まった外国人ジャーナリストのインタビューに応じている。
たとえば80歳ほどの老人が米国テレビの取材に答え、北朝鮮人はもはや米国を敵視していないが、一方でワシントンを破壊することができる核ミサイル兵器の開発を通じて防衛能力を向上させる朝鮮労働党の路線を熱く支持している、と語った。
一方、胸につけたバッジに金正日の肖像画が見えるこざっぱりした上着を着た若い男は、大会後、北朝鮮はより豊かで強力になるだろうとの確信を語った。大会後には金正恩氏のバッジもできると考えられている。多くの専門家は、若いリーダーは大会後に地位を強化し、2人の前任指導者、彼の祖父と父と同格になり、「金正恩時代」が宣言され、彼の誕生日は祝日と宣言されるだろう、と見ている。
今回のスローガンは「勝利者の大会」。平壌の路上にもこの言葉はよく見られる。内容についての正確な情報はまだないが、金正恩氏のレポートのほかに、党憲章の改正、党と政府の人員交代などが期待されている。しかし、一番気になるのは、大会で経済改革路線が正式決定されるかどうかだ。改革はかなり以前から行なわれており、ますます中国やベトナムで成功をおさめた改革を思わせるものになっている。
平壌に到着したロシアの著名な専門家アレクサンドル・ジェビン氏がスプートニク特派員に語ったところでは、北朝鮮の指導者らは、改革という言葉をあまり好んでいない。変化に焦点を当てると、ひとつの疑問を生じさせる。「ではこれまで労働党は国を間違ったコースに導いていたのか?」。したがって、改革は継続され、加速されるだろうが、おそらく無用な騒ぎは起こさないだろう、とジェビン氏。よって、大会で取られるだろう重要な決定が公開されることはおそらくなく、それがどのように実施されるかを見て、事後的に、大会でどのような決定が取られたのかを知ることができるのみだという。