「不滅の連隊」とは1941年から1945年の大祖国戦争に加わった人々を記憶するための社会行動。「不滅の連隊」は5月9日の戦勝記念日にロシア、そして世界各地で大規模行進の形で行なわれている。市民らは戦争で戦った自分の親戚たちの遺影、写真を手に行進に参加する。
この社会行動が「不滅の連隊」という名称で初めて行われたのは2012年、シベリアの町、トムスクで、地元のテレビ記者らのイニシアチブによるものだった。翌年、ロシア各地の自発的な市民の尽力でさらに120の都市がこのアクションに加わる。
2015年5月9日、モスクワでの「不滅の連隊」は主要な大通りであるトヴェリ通りを抜け、赤の広場まで達し、それにプーチン大統領も前線で戦った父親の写真を手に市民らの先頭に立った。
今日、この「不滅の連隊」に世界では豪州ブリスベン、マルタ島のジュアン、スイスのチューリッヒが初めて参加している。