それによれば、四国電力は、ほぼ40年前に建設された愛媛県の伊方原発1号炉を廃炉とする決定を下した。新しい安全基準では、申請すれば運転延長が可能だが、そのためには15億9千万ドルという巨額の安全対策費が掛かるため、廃炉となった。その代わり伊方原発では、より出力の大きい3号炉の使用が再開される予定だ。
伊方原発1号炉の廃炉完了までには、30年かかる見込みで、その費用は、現在の円の対ドルレートでの換算では、約3億7300万ドルにのぼる。
伊方原発1号炉の廃炉完了までには、30年かかる見込みで、その費用は、現在の円の対ドルレートでの換算では、約3億7300万ドルにのぼる。