中国で世界最長の昆虫が発見される(写真)

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中国の昆虫学者たちは、同国南部の広西チワン族自治区で2014年に発見された体長62.4センチのナナフシが、世界最長の昆虫であると発表した。

このナナフシを発見したのは、中国西部の昆虫博物館の職員ツァオ・リー氏。

なおリー氏は、広西チワン族自治区での調査中に地元の住民から体長が50センチ以上で厚さが人間の人差し指ほどのナナフシについて聞いた1998年から、巨大な昆虫探しを始めた。リー氏は住民の話を信じて調査を行っていたが、自分の目で見ることができたのは、それから16年後のことだった。

発見されたナナフシは新種として分類され、根気強いツァオさんにちなんで「フリーガニストリア・チャイネンシス・ツァオ(Phryganistria chinensis Zhao)」と名付けられた。

ナナフシは研究のため成都にある華希昆虫博物館に運ばれた。

巨大なナナフシは6個の卵を産み、じきに孵化した。大きさから判断した場合、ナナフシの子供たちは親よりも大きくなる可能性がある。一番小さな子供でも、体長が26センチだったという。

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