「アンタレス」は、国際宇宙ステーション(ISS)用の貨物を積んだ宇宙船「シグナス」を軌道に投入する。
2014年10月発射の際に事故が起こったあと、オービタルATK社は、同じく同社が所有するISS向けの補給船「シグナス」を搭載した「アンタレス」の打ち上げを中止した。
事故後ロケットは改良され、エンジンAJ26(ロシア製NK33sの改良版)は、最新のロシア製エンジンRD181に変えられた。
オービタルATK社は、NASA(米航空宇宙局)との契約に基づきISSへ貨物を届けている。同社はISSへの輸送を5回成功させており、契約により2024年までに少なくとも12回の飛行が保証されている。