先週5日、イラン国営石油会社(NIOC)社長で石油次官のルクネディン・ジャワディ氏は、OPEC加盟諸国と市場安定化策を議論するためのイランにとっての重要条件は輸出量の制裁前の水準への復帰だと述べた。
IEAによれば4月の原油生産は日量356万バレル。同様の数値が制裁措置の発動2ヶ月前である2011年11月に見られた。
イランは予測より速く市場に戻る。IEAの石油市場部門ニール・アトキンソン長官は先週こう述べた。ベネズエラ、ナイジェリアでの生産減少はイランの原油供給の増加で相殺されているという。