ゴードン氏によると、シリア危機の解決のための条件としてアサド氏の辞任を求めてもロシアやイランとの合意が得られないばかりか「紛争の長期化につながるだけだ」。ホワイトハウスではこれをめぐり「ホットな論争」が行なわれているが、最終的に提案は退けられるだろう、と同氏。
また同氏はアサド氏への圧力を高めるためにシリアの野党への支援を提供するという方針を非難し「それは機能していないし、これからも機能するとは考えにくい」とした。
シリア危機の解決策としてゴードン氏は、人道支援や囚人の解放に注力し、停戦領域を増大させることを提案する。また、共和国の地方分権化プロセスを進め、憲法改正を行なうよう提案している。