裁判ではさらに2人のガンビア出身米国籍人にも6ヶ月の禁固刑の判決が下された。
2014年12月30日、ガンビアの首都バンジュルで大統領親衛隊の隊員を含む数人が武装し、大統領宮殿に襲撃。襲撃者らは宮殿の警備員に取り囲まれ、事件は事なきを得た。しかもジヤメ大統領は事件当時、外国にいて不在だった。
襲撃したうちの一人、パアペ・ファアルはボートで隣国のセネガルに逃亡し、米大使館に駆け込み、FBIに対し、ミネソタにある自宅の家宅捜査を許可した。今回、5年の禁固刑を言い渡されたンジエは、ファアルがクーデターの画策、資金繰りを担当した1人として列挙したため、捜査の対象となっていた。